WLAN ・LAN・WANの違いってなに?それぞれの役割は?

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WLAN ・LAN・WANって、名前似てて違いがわかんない!

そんな悩みを解消出来たら幸いです。

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WLAN ・LAN・WANの違い

ではそれぞれの違いについて紹介します。

WLAN(Wireless Local Area Network)

  • 概要: 無線LANとも呼ばれ、無線通信技術を利用して近い範囲内のデバイス間でデータ通信を行うネットワーク。
  • 特徴:
    • ケーブルレス: 物理的な配線が不要。
    • 移動性: ネットワーク内で自由に移動しながら接続を維持できる。
    • 拡張性: 新しいデバイスの追加が容易。
    • セキュリティ: 暗号化技術や認証技術を用いたセキュリティ対策が重要。

LAN(Local Area Network)

  • 概要: 限られた範囲内(家庭、オフィスなど)で複数のコンピュータやデバイスを接続するネットワーク。
  • 特徴:
    • 有線LAN: ケーブルを使用して接続。高速で安定した通信が可能。
    • 無線LAN: WLANの一種。ケーブルが不要で設置が簡単。
    • 用途: ファイル共有、プリンタ共有、インターネット接続の共有など。

WAN(Wide Area Network)

  • 概要: 地理的に離れた場所にあるネットワーク同士を接続する広域通信網。
  • 特徴:
    • 範囲: 都市間や国と国など、広範囲をカバー。
    • 接続方法: 専用線や光ファイバーなどを使用。
    • 用途: 企業の拠点間の相互通信、インターネット接続。

違いの比較表

先ほど話した違いを表にして比較すると以下のようになります。

項目 WLAN LAN WAN
範囲 限定されたエリア(無線) 限定されたエリア(有線/無線) 広範囲(都市間、国間)
接続方法 無線 有線/無線 専用線、光ファイバー
速度 高速(環境による) 高速 比較的低速
移動性 高い 有線は低い、無線は高い 低い
セキュリティ 暗号化技術が必要 高い(内部ネットワーク) 高い(専用線、VPNなど)

WLAN ・LAN・WANの共通点

WLAN、LAN、WANの共通点についてもまとめておきます。

  1. データ通信: いずれもデバイス間でデータを送受信するためのネットワークです。
  2. 接続性: 複数のデバイスを接続し、情報の共有やリソースの利用を可能にします。
  3. プロトコル: TCP/IPなどの共通の通信プロトコルを使用してデータを転送します。
  4. ネットワーク機器: ルーター、スイッチ、アクセスポイントなどのネットワーク機器を使用します。

まとめ

  • WLANは無線で接続されるローカルエリアネットワーク。Wi-Fiが代表的。
  • LANは限られた範囲(例えば、家庭やオフィス内)でデバイスを接続するネットワーク。通常、有線接続が多い。
  • WANは広範囲にわたるネットワーク。インターネットがその代表例で、異なる地理的場所にあるネットワークを接続。

間違いなどございましたらご指摘いただけると幸いです。

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