私が社会に出てまず思ったことは、どんな職種であれ文章を書く力、読み解く力は必要であるということです。苦手と感じている人は多いのではないでしょうか。
この記事では
- 文章力が必要な理由
- 文章力がある人、ない人の特徴
- 文章を読む、書く力のつけ方
- 具体的な例
を紹介していきます。
文章力が必要と感じた理由
私はIT関連の会社に就職しました。もちろん文章を書くことがないと思っていたわけではありません。
ですがプログラミングをすることや、人とのコミュニケーションをとることができていれば文章力は重要ではないと思っていました。
しかし、いざ働き始めると毎日日報を書いたり、マニュアルを読むタイミングが多く、文章に触れる機会が多いことに気が付きました。
文章力がないと伝えたいことを正確に伝えられないし、マニュアルがなにを説明しているのか読み解くのに時間がかかったりとデメリットだらけでした。
少し想像してもらうと分かるかと思いますが、世の中の成功している人（社長など）は喋りがうまかったり、伝える力があると感じませんか？文章力はつけておいて損はしません。
この体験はどの職種にもほぼ当てはまると思います。しっかり書く力、読む力を身につけましょう！
文章力がある人の特徴は？
文章力がある人の特徴にはいくつかあります。以下にいくつか挙げてみます。
- 明確な表現力：自分の考えや意見を明確に伝えることができる。
- 豊かな語彙力：多様な言葉を使いこなし、適切な表現を選ぶことができる。
- 論理的な構成：文章の構成が論理的で、一貫性がある。
- 読者を引き込む力：読者の興味を引き、最後まで読ませる力がある。
- 感情を伝える力：感情や雰囲気を効果的に伝えることができる。
- 正確な文法と表現：文法や表現が正確で、誤解を招かない。
これらの特徴を持つ人は、文章を書く際に読者に強い印象を与えることができます。
文章力がない人の特徴は？
文章力がないと感じる人には、いくつかの共通する特徴があります。以下に挙げてみます。
- 曖昧な表現：自分の考えや意見を明確に伝えられない。
- 語彙の不足：使う言葉が限られていて、表現が単調になりがち。
- 論理の欠如：文章の構成が不明瞭で、論理的な流れがない。
- 読者を引き込めない：読者の興味を引くことができず、途中で飽きられてしまう。
- 感情の伝達が難しい：感情や雰囲気をうまく伝えられない。
- 文法や表現の誤り：文法や表現に誤りが多く、読みにくい。
これらの特徴を改善することで、文章力を向上させることができます。
文章を読む力のつけ方
ここからは、具体的に力をつける方法を紹介していきます。
インプット編：新聞を読む
新聞は限られた文字数のなかで、しっかりと人に情報を伝えるためにプロが書いているものです。読むだけでも様々な語彙を知ることができて、インプットには最適です。
ですが全部読むなんてしんどいな、と思う方はいるでしょう。そういう方には、私が学生時代に先生から教えていただいた方法を紹介します。
新聞に斜面という欄があるのですが、制限された文字数の中で如何に読者に伝えるか考えて書かれているため、言葉や伝え方の勉強になります。
すべて自分の字で書き起こすことで、より頭にインプットをすることができます。
インプット編：本を読む
一般的によく言われているのは本を読むことですよね。私も同感です。
本読んでるけど、全然読解力上がった気がしない・・
実は読解力はついている可能性があります。躓く人にありがちなのは、意味をその場で理解しないとこの先を読んでもわからない！と思い込んでいるのではないでしょうか？
ちょっとした罠ですが、読み進めることでそういう意味か！と納得することもあります。まずは読み進めてみましょう。
基本的には8，9割ほど文章の意味を理解できていれば問題ないです。どうでしょう。実は自分に読解力があることに気づいた方もいるのではないでしょうか。
本を読むだけでは力はつかない？
そうは言っても、やっぱ本とか新聞を読むだけじゃ文章を読む力はつかないと思う！
そうですね、読むだけでは力はつかないかもしれません。気づいた方もいるかもしれませんが、先ほど紹介した、斜面を使ったインプット方法はアウトプットあってこそのインプットの力のつけ方です。
文章を読む力と文章を書く力は表裏一体です。そのため文章を書く力についてみていきましょう。
正直、文章を読む力は文章を書く力を身に付けることによって、より洗練されます。
文章を書く力のつけ方
アウトプットを増やす
では文章を書く力をつけるにはどうすればいいか。例えば本を普段読んでいるのならば、それをアウトプットする機会がないと自分の力として定着しません。
とにかく知った語彙を使う機会を増やしましょう。
スポーツをするときもそうですよね。サッカー選手のドリブルを見よう見まねで何度も実践し、練習をしたら、試合で活躍できるくらいの選手になれた人もいると思います。
見ただけで実践してみたら成功した、なんて人はまずいません。それと同じです。
私がアウトプットを増やすためにおすすめするのは、以下の方法です。
アウトプット編：本の作者になりきって日記を書く
日記を書いてみましょう。日々何かしらは起こっているはずです。日記とか苦手だな、って人はとりあえず短文を作るだけで構いません。少しずつ慣れていってください。
ですがただ適当に日記を書いたところで成長はできません。そこでおすすめするのが、本の作者になりきって日記を書くことです。やり方を紹介します。
とりあえず短文を作ってみましょう。例えば、、
アウトプット編：SNSでつぶやく
日記を書くってなるとなんだか恥ずかしくてできない！ってかたはX（旧Twitter）でもかまいません。こちらの場合、例えば友達に対して伝えたいことをツイートする、というように伝えたい相手を想像しながら書くことで文章が洗練されることでしょう。
インプレッション数を見たり、いいねの数を見ることができるため、モチベーションにもつながり、続けやすいかもしれませんね。
まとめ
今回のポイントです。
- 文章を読む力を新聞や本からインプットする
- 文章を書く力を日記やSNSを使ってアウトプットする
文章を書く力、読む力をつけることで、さらっと仕事をこなせる社会人だとアピールしましょう！
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