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「Pythonを始めたけど、何から覚えればいいの？」
「効率的にPythonを学習したい！」
そんな悩みを抱えるPython初心者の方に向けて、この記事では最初に覚えるべき基本メソッド・関数をまとめました。これらのメソッド・関数をマスターすれば、Pythonプログラミングの基礎がしっかりと身につきます。
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なぜ基本メソッド・関数を最初に覚えるべきなのか？
- 基礎力UP:
- これらのメソッド・関数は、Pythonプログラミングの土台となります。
- 基礎を固めることで、より複雑な処理もスムーズに記述できるようになります。
- 効率的な学習:
- 頻繁に使用するメソッド・関数から覚えることで、学習効率が向上します。
- 実践的な例を通して、理解を深めましょう。
- 問題解決能力の向上:
- これらのメソッド・関数を組み合わせることで、様々な問題を解決できます。
- 自分でコードを書く力を養いましょう。
1. 基本的な入出力とデータ型操作
1-1. print()
- 指定されたオブジェクトを標準出力に出力します。
- デバッグや結果の表示に頻繁に使用します。
超基本ですがバカにできません。エラー箇所を見つける際に重宝します。
Python
print("Hello, Python!")
1-2. input()
- ユーザーからの入力を受け取ります。
- プログラムとユーザーのインタラクションを可能にします。
Python
name = input("あなたの名前は？")
print("こんにちは、" + name + "さん！")
1-3. len()
- 文字列、リスト、タプルなどのシーケンスの長さを返します。
- データの要素数を把握するのに役立ちます。
Python
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
print(len(my_list)) # 結果: 5
1-4. type()
- オブジェクトのデータ型を返します。
- 変数の型を確認する際に使用します。
Python
x = 10
print(type(x)) # 結果: <class 'int'>
1-5. データ型変換関数
- str(), int(), float()：オブジェクトを文字列型、整数型、浮動小数点数型に変換します。
Python
num_str = "100"
num_int = int(num_str)
print(type(num_int)) # 結果: <class 'int'>
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2. リスト操作
2-1. append()
- リストの末尾に要素を追加します。
Python
fruits = ["apple", "banana"]
fruits.append("orange")
print(fruits) # 結果: ['apple', 'banana', 'orange']
2-2. pop()
- リストから指定されたインデックスの要素を削除し、その要素を返します。
Python
fruits = ["apple", "banana", "orange"]
removed_fruit = fruits.pop(1)
print(removed_fruit) # 結果: banana
print(fruits) # 結果: ['apple', 'orange']
2-3. insert()
- リストの指定された位置に要素を挿入します。
Python
fruits = ["apple", "orange"]
fruits.insert(1, "banana")
print(fruits) # 結果: ['apple', 'banana', 'orange']
2-4. remove()
- リストから指定された値を持つ最初の要素を削除します。
Python
fruits = ["apple", "banana", "orange"]
fruits.remove("banana")
print(fruits) # 結果: ['apple', 'orange']
3. 文字列操作
3-1. split()
- 文字列を指定された区切り文字で分割し、リストとして返します。
Python
sentence = "apple,banana,orange"
fruits = sentence.split(",")
print(fruits) # 結果: ['apple', 'banana', 'orange']
3-2. join()
- 文字列のリストを指定された区切り文字で連結し、一つの文字列として返します。
Python
fruits = ["apple", "banana", "orange"]
sentence = ",".join(fruits)
print(sentence) # 結果: apple,banana,orange
3-3. find()
- 文字列内で指定された部分文字列を検索し、その開始インデックスを返します。
Python
message = "Hello, Python!"
index = message.find("Python")
print(index) # 結果: 7
3-4. replace()
- 文字列内の指定された部分文字列を別の文字列に置換します。
Python
message = "Hello, Python!"
new_message = message.replace("Python", "World")
print(new_message) # 結果: Hello, World!
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4. 辞書操作
4-1. keys()
- 辞書のキーをリストとして返します。
Python
my_dict = {"apple": 1, "banana": 2, "orange": 3}
keys = my_dict.keys()
print(keys) # 結果: dict_keys(['apple', 'banana', 'orange'])
4-2. values()
- 辞書の値のリストを返します。
Python
my_dict = {"apple": 1, "banana": 2, "orange": 3}
values = my_dict.values()
print(values) # 結果: dict_values([1, 2, 3])
4-3. items()
- 辞書のキーと値のペアをタプルのリストとして返します。
Python
my_dict = {"apple": 1, "banana": 2, "orange": 3}
items = my_dict.items()
print(items) # 結果: dict_items([('apple', 1), ('banana', 2), ('orange', 3)])
5. ファイル操作
5-1. open()
- ファイルを読み込みまたは書き込みモードで開きます。
Python
file = open("my_file.txt", "w") # 書き込みモードで開く
file.write("Hello, file!")
file.close()
5-2. read()
- ファイルの内容を読み込み、文字列として返します。
Python
file = open("my_file.txt", "r") # 読み込みモードで開く
content = file.read()
file.close()
print(content) # 結果: Hello, file!
5-3. write()
- 文字列をファイルに書き込みます。
Python
file = open("my_file.txt", "a") #追記モードで開く
file.write("追加の文章")
file.close()
5-4. close()
- 開いたファイルを閉じます。
Python
file = open("my_file.txt", "r")
# 何かしらの処理
file.close() # ファイルを閉じるスポンサーリンク
6. その他
6-1. range()
- 指定された範囲の数列を生成します。
Python
for i in range(5):
print(i) # 結果: 0, 1, 2, 3, 4
6-2. sum()
- 数値のリストやタプルの合計を返します。
Python
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
total = sum(numbers)
print(total) # 結果: 15
6-3. max(), min()
- それぞれリストやタプルなどの最大値、最小値を返します。
Python
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
print(max(numbers)) # 結果: 5
print(min(numbers)) # 結果: 1
まとめ
これらのメソッド・関数は、Pythonプログラミングの基礎を築く上で非常に重要です。ぜひ、実際にコードを書いて、使い方をマスターしてください。
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