どうしても人にイラついてしまうといった方はいないでしょうか。
例えばこんな場面でしょうか。
- 電車で大きな声で喋っている人に腹が立つ、順番待ちを抜かしてくる人がいた
- 旦那が家事を手伝ってくれない
- 上司から大量のタスクを渡された、やったこともない仕事を任された
そんな場面で使える対処法、考え方があります。
この記事では
- イライラを和らげる方法
- 考え方を変えてみる方法
- 期待をしない方法
- 相手の状況、気持ちを考えてみる
などを紹介します。
結論:期待をしない
とにかく、人に期待をしないようにしましょう。
冷たい考え方だなあと思うかもしれませんが、その考えを相手に示さなければ良いです。相手にこの人は期待してくれてないなあ、と思わせる態度をとったらそれは問題です。
考える分には何を思おうが自由です。
表情に出てしまう
でも心に思ったことが顔に出やすいんですよねーーって方もいると思います。そういった方は、例えばお葬式について考えてみてください。あの場で笑おうと思いますか?
また、例えば家族と口喧嘩をしていたとします。その場面で市役所などから電話が来たとき、あなたは苛立ちを露わにして電話をしますか?
病気などでそういった症状が出る方は仕方がないと思いますが、基本的に人は自分を律することができるはずです。
相手に表情を見られるタイミングだけでも気を張って、自分を律してみましょう。
ここまで読んで、やっぱり期待をしないって冷たい考えだしやだな、という方もいるでしょう。
考え方を変える
そういった方は、少し考え方を変えてみましょう。期待をしないというのは、つまり相手の行動に答えを作らないことです。
例えば、これから恋人と出かけるぞといった場面で、家でイヤホンを探しているとします。恋人は準備万端で玄関で待っていますが、私が今、イヤホンを探していることは気づいているはずなのに、恋人が一緒に探してくれなくてムカつく!みたいなことがあるとします。
そんなときに、恋人は何で一緒にイヤホンを探してくれないの!って思うのは、相手の行動に答えをつくってしまっています。
日本人は特にありがちですが、察して動いてほしいという人は多いです。恋人は操り人形じゃありません。
答えを作らないことで得られるメリット
答えを作らないことで得られるメリットはいくつかあります。
- 相手の行動をいちいち気にしなくなる
- 自分のために動いてくれていたらうれしい、素直に喜べる
- 実は見えていなかった相手のいい面が見つけられる
- 相手の考えや行動の意図を理解しようとする癖がつく
- 不機嫌な態度をとって関係や雰囲気を悪くすることがなくなる
例えばいつも仕事を一緒にしている同期が、ちょっとした気遣いで飲みものをくれたらとても嬉しいですよね。
また接客中に、あなたの接客は気持ちがいいね!また来ようと思った、なんて言われたら仕事のやる気も上がりまくりですよね。
期待をしない(答えをつくらない)ことは大きなメリットであることを感じてもらえたでしょうか。
ここからは場面別に、腹立ちを抑える考え方を紹介していきます。
場面別の腹立ちを抑える考え方
1.公共の赤の他人
もともと期待していない、公共の場にいる人にイライラしてしまう場合はどうすれば良いでしょうか。先ほども話しましたが、答えを作らないことが大切になってきます。
ですがマナーを守らない人が明らかに悪いよね!という主張はもっともだと思います。
例えば、電車で大きな声で喋っている人に腹が立つことありますよね。しかし基本的には自分に向けた行為ではないと思います。
そのため、自分に向けた害ではない限り、BGMくらいに思うようにしておきましょう。(犯罪まがいのことをしてる場合はもちろん通報しましょう)
2.タスクを振ってくる人
なぜタスクを自分にたくさん振ってくるの?ということはあるのではないでしょうか。それはあなたが成長できるようにという考えの元、行なっている可能性があります。
可能性があるといったのは、何も考えずに振っている人もごく一部はいるからです。
とにかくやってみないと覚えられないタスクや、経験を重ねることが、今後の仕事やキャリアアップに活きてくることはよくあります。
そういった思いは、目には見えないためただタスクを割り振ってくる嫌な人、という捉え方になっているかもしれません。
3.家事を手伝わない旦那
家事を手伝わずにくつろいでいる旦那に腹が立つ、という方いるのではないでしょうか。
前提として、期待をしない(答えを作らない)ことは、二人の良好な関係性の為にも大切です。ここからは少しは想像をしてあげようといった話をします。
旦那が全く家事を手伝っていなかったら怒るのも当然だと思いますが、そうではないパターンもあるのではないでしょうか。
もしかしたら自分ができる家事はすべて終えてから休んでいるのかもしれませんし、はたまた体調がすぐれないのかもしれません。
相手を思いやり、想像をしてあげることも大切です。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
- 人に期待をしないこと
- 自分を律することができない人はいない
- 相手の行動に答えを作ってしまわない
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